古くからのお屋敷町小幡
昭和2年築洋館付き住宅一軒家。

所在地     宇都宮市小幡1丁目

構 造     木造1階建て

規 模    木造住宅部分 約104㎡

         大谷石蔵部分 19.8㎡

築 年     昭和2年 昭和22年(石蔵)

宇都宮の町を特徴付けている建物はもちろん大谷石蔵ですが、実はもうひとつ、洋館付き住宅と呼ばれるものがあります。
戦前宇都宮は陸軍第14師団を抱える軍都でした。
戦災を免れて市街地周辺部に残る和洋折衷の洋館付き住宅は、将校が好んで建てたと言われています。
昭和3年から昭和10年までの昭和初期に集中して建てられました。
この住宅もそのひとつ、昭和22年に大谷石蔵も建てられ、両者揃った大変に珍しい事例です。
 
洋館付き住宅の方は住まわれなくなって久しい為、使用するには若干の工事が必要かも知れませんが、電気や上水道は完備しています。
また、この地域は今区画整理中です。しのためいずれはこの建物、移動するか一部分取り壊しとなってしまうかも知れません。
このまま壊されるとしたらなんとも残念な物件です。
 
それにしてもこの住宅、魅力的です。
なんといっても目を引くのは、玄関前の松。門掛かりの松のお手本のような松です。しかもバランスをとって2本。
さらにはサザンカとツゲの木が植えられています。そして玄関の入り母屋屋根。風格を感じます。
玄関右には洋間、この部分が外観的には洋館になっています。最近ではトトロの家と呼ばれる形式ですね。
玄関左には二間続きの和室。二部屋をつなぐ欄間は、門掛かりの松を受けて、松葉をデザインした物となっています。
大谷石蔵は、2間×3間の2階建てです。コンクリートの臥竜(帯)がある事から比較的新しい築造と予想していたら、昭和22年築でした。
つまりは、戦災をまぬがれ住み続けられた洋館付き住宅に戦後石蔵を併設したようです。

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